鉄の鳩小屋

オリジナルデザインから版権ファンアート迄、作ったものをちょっとずつのせます。

【プラ板】太陽と月のピアス

 

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子供の頃よく遊んだプラ板を、大きくなってこんなアクセサリー作りに使うことになろうとは小学生の私は思いつきすらしませんでしたね。

透明ver.と色付けver.の二種類です。

↓続きからそれとなく説明していきましょう。

 

 

 

 

当たり前ですがプラ板は縮む!ので、どのくらい縮むのかを大体計算して下絵を描いていきます。今回は毎度御馴染みダイソーさんの厚さ0.2mmを使用。これは約1/6まで縮むそうです。

所でこの厚さ、どんな物を作るかによって使い分けると良しです。次記事にする予定の「歯ちゃんピアス」は今回のよりも厚い0.4mmを使っています。本日の太陽と月モチーフは0.4mmだと出来上がりが分厚くなりすぎてしまい絵柄と合わないので、出来上がりが薄めの物を使用しました。

 

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月はまだしも、太陽はちょっと分かりにくいかなと今でも思いますね!はい!

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セロハンテープで紙とプラ板を固定、油性ペンでキュッキュと描きます。ちょっと一周だけだと黒が薄い気がしたので2,3重になぞりました。

ぶら下がりピアスにするので穴開けパンチで金具を通す所に穴を開けます。

 

熱する前に準備する物が案外あります。オーブンにかけると意外とその後速いので慌ててしまい、失敗なんてこともあるのでとりあえず落ち着いてやることです。

先ず、熱した直後のプラ板はグニャグニャですがものの数十秒で冷えて固まってしまいます。

基本的な作品はまっすぐな板状の物が多いのでグニャグニャのまま放置すると形が歪んだり悪くなり、失敗の素になります。クッキングシートを敷い上に重い本を置いて、出来立てのうちに矯正しましょう。しかし本当に熱いので素手では触らないでください(実体験)。

アルミホイルをぐしゃりして皺を付けたのを作品が乗せられるよう少し広げ、予熱したオーブンに入れます!

一旦グニャグニャとねじれよじれ(これ大丈夫か?)と思いますが、もう少し待てば安定して縮みます。慌てて取り出したりしない様。

縮みが止まったら取り出してクッキングシートで上下を挟み(作品に皺が寄らない様にする為です)重しを乗せ、少し待機。この時無理に力をかけると、柔らかい作品はいとも簡単に歪みますので注意。

<ここから透明ver.>

油性ペンとレジンの相性は最悪です。私はネットで情報を集めていたくせに大失敗しました。その画像がこちら。

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もう何が起こったの!?って具合に、左側は最早手遅れです。(右の月は何故か被害も少なく成功しました)

何かというと、どうやらレジンを乗せることで油性ペンが滲むらしいです

もう真っ黒ですね!

しかしレジンの透明感をこのピアスでどうしても使いたい…

そこで水性ニスです。

油性ペン側の上にうっすらと塗ることで、レジンへの滲みを防げます。只、こちらも塗りたくってしまうとこれまた滲むらしいので。油性ペン跡をなぞるように慎重に使いましょう。完成品はこの記事1枚目の物です。

 

<色付ver.>

今回の色は熱する前に付けてしまいます。

透明のプラ板にはペンでしか着色できない、そう思っていた時期が私にもありました…

ですが違いました。紙やすりを使えば色鉛筆やクレヨンで着色できるのです。

これを思いついた人を私は崇め奉りたいと思いますね!素晴らしいです!小学生(当時の私)には出来ない発想です。

目の粗さによって色の乗り方や発色、質感が結構違います。荒いものでごしごしする程鮮やかで激しい色乗りになり、少し細かい物ですると優しい質感を得ます。

私はたまたま家にあった(←粗)360,600,1000(細→)を粗い順に全部使いました。割と鮮やかながら細かい色合いになりました。

 

使ったのはこちら、幼稚園時代に使用していた「のびのびパステル」

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他社の物だとどうしても色乗りが悪く、手持ちの中でいっとう柔らかで濃く発色の良いこちらが一番でした。ちなみに、タイ産です。

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幼稚園の頃使っていたとあって、もう色々ギリギリです。赤なんて他の種類の奴も入ってるし。

 

クレヨンとかで色付けした物を焼く時に注意することは、‘‘焦がさないこと‘‘です。

少しほっておくと焦げます。私の太陽は焦げました。色合いが月と結構変わってしまいました。

でも出来上がった物を着けてみると、案外光が透けてハッキリ色が映っているので合格。

色を塗った側にトップコートでカバーをして完成です。

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今回は少し記事が長かったですね!ここまでお付き合い頂きありがとうございました!お疲れ様でした。

使った材料も少し多いですね。

 

……今回使用した材料……

<共通>

プラ板(ダイソー/0.2mmB6サイズ)

・下絵の紙

・コンパス(今回の作画に使用しました)

・油性ペン

・セロテープ(下絵固定用)

・穴あけパンチ

・ピアスの部品

・アルミホイル

・クッキングペーパー×2(作品皺より防止)

・重し(辞書)

・お箸やピンセット(作品摘まむ用)

・オーブン

<透明ver.>      <色付ver.>

・水性ニス       ・紙やすり(目安としては400~600らしいです)

・細めの筆       ・クレヨンや色鉛筆

・レジン        ・トップコート